


電解機能水とは、「科学的な処理によって再現性のある有用な機能を獲得した水溶液の中で、処理と機能に関して科学的根拠が明らかにされたもの」と定義されています。
(財団法人機能水研究振興財団 電解水ガイドより)
電解機能水とは主として家庭においては水道水を原水とし、標準で内蔵されている浄水装置で一度浄水した原水(おもに水道水や飲める水)を内蔵の電解槽において直流の電気分解をしてマイナス側とプラス側、それぞれの槽に生成される水の総称です。
直流の電気分解をすることで陰極(マイナス)側に生成される水をアルカリイオン水又は電解還元水、陽極(プラス)側に生成される水を電解酸性水と呼びます。
電解水は以前(1990年代)アルカリイオン水ブームで有名になりましたが、アルカリイオン水の尺度は生成水を「アルカリか酸性か」ということで水を観ています。
電解還元水は「酸化と還元」という物差しで研究された機能水で、生成される水を観る尺度が違います。
1990年代初め頃のブームの後、幾多の試練に会い科学的研究が加速され多くの機関によって研究検証、この機能水をどう活用し生活の質の向上に生かすかというところまできました。
しかしながら、ネット上を含め間違った認識が一部の研究者の発言も含め横行しておりせっかく健康上の問題を抱えてる方々への貢献度が高いと考えられる価値ある水として可能性が大きいのにそれを阻害している現状は残念と考えており、販売者のモラルの問題は一番にありますがこのサイトで現場で実際に行動しているわたくしが正しくお伝えしてゆきます。現場に足を運んでこそわかること、真実があるのです。
電解水はすでに80年近い歴史があり、昭和6年北海道稲作チームが使用したのが最初と言われております。稲に良いなら人にも良いのではというのが研究の発端で、その研究の歴史の中で安全性も確認され医療用具としても昭和40年に認可されました。その後技術的向上が飛躍的になされ、国内ではどの地区の水道水を原水にしても安定した内容の機能水が生成できるようになったのは電子技術(マイコン制御技術)のおかげです。
この電解水は日本独自の発明で世界に誇れる宝の技術です。家電メーカーでは洗濯機にも応用されていました。
わが国で開発された独自の電解水、特に飲用側の水は種々の腹部愁訴に対して効能(2008年現在、管理医療器機認証)を有する唯一の飲用水であり健康の維持、増進、疾病に予防・改善が期待されています。
電解水は浄水との世界初二重盲検比較試験(薬の認可の時などにも用いられる試験)により腹部愁訴の軽減において浄水と比較して有効性が認められました。また、安全性に関しても確認され電解水(飲用水側)の有用性が示されました。
現在電解機能水のうち最もコンセンサスを得ているものとして「強酸性電解水」という機能水があります。強酸性電解水とは、水道水に少量の食塩を添加して電気分解するとpH2.7以下、酸化還元電位+1,100mV以上の値を示す酸性水が生成され使用後無害化する環境に優しい殺菌・洗浄用の水溶液ができます。
平成14年6月10日官報第3378号で、厚生労働省告示第212号、食品衛生法(昭和22年法律第223号)第7条第1項の規定に基づき、食品、添加物等の規格基準の一部を改正する。 厚生労働大臣 坂口 力
という内容で、強酸性水が食品添加物としても認可されました。
MRSA、VRE対策(院内感染)にも耐性菌がでない有用な殺菌水溶液として期待されています。この機能水には数多くの信頼できるデータがありますので適切に取り扱うということが前提ですが科学的に最も信頼性の高い電解機能水です。
ハード的な発想の原点は秋田県の三浦電子さんがその開発、最初の企業です。ソフト面で開発協力したのが松尾至晃理学博士。後に世界初の強酸性電解水生成器が完成しました。使用後強酸性水は、普通の水となるため、環境負荷が少ない機能水として医療機関でも持ちいられています。
※しかし取り扱いにはノウハウが必要。
現在電解機能水においていくつかの理論がありますがこのIP理論が最も機能水の実態を説明するのに適切だと考えており私はこの理論を支持しています。
理由のひとつに他の理論では酸性水側の説明が不十分で、IP理論なら酸性水側の作用機序も説明できる可能性があると思うからです。
テキサス大学客員教授 花岡孝吉工学博士の解説
(強酸化水及びイオン交換膜の権威)
------- 以下は花岡先生のお話しです。-------
一般に水はわずかではあるが解離していて、その大きさは解離定数、Kwとして示されます。水が解離しているということは、水分子が一部プラスイオンとマイナスイオンに電離していることであり、純水では、水1リットル中に10 -7 モルしか電離していないのです。この電離しているプラスイオンとマイナスイオンの濃度の積は一定とみなし、温度25℃で1気圧の標準状態では、解離定数Kw=10-14 として規定されています。
この解離定数を水のイオン積と定義されていますが、特に電解水に関してIP(Ionic Product of Water)と定義し、電解水の特性を表すようにしたパラメーターです。このIPを-logとして示すとpIPとなり、解離指数で解離の大きさを示すことが簡単にできます。
我々が提唱するIP理論とは、電解水をIPで示すことにより、電解水の本質的な特性を容易に示すことができるという意味では、大いに役に立つものと確信しています。電解水のpIPの値が小さいほど水の溶媒効果、つまり抽出能力や反応性が大きくなります。実際には電解しない水のpIPは14というレベルであり、電解水は14以下となり13ぐらいまでのレベルは十分可能です。
特に注目する点は、比較的解離性の低い水溶性物質の解離性を向上させることができるので、電解水の応用技術は益々重要性を持つようになることでしょう。
電解水にかかわるいろいろな現象は、このIPの変化によるところが大です。つまりIPは溶媒に属するパラメーターであり、今まで使用されてきたpH(水素イオン濃度)とかORP(酸化還元電位)とかDO(溶存酸素)といった溶質のパラメーターとは異なり、水自体のパラメーターとなります。電解水を溶媒である水の特性から電解水が示すいろいろな現象を説明することが可能となります。したがってpIPの値が小さいほど電解水としての効果は大きいと言えます。
2001年これらの基礎的研究の一部を、国際化学雑誌であるJournal of Applied Electrochemistryで発表しました。このIP理論に関する研究がさらに進めば、もっといろいろな電解水に関する興味ある現象が分かってくると思います。
陰極:2H2O+2e- → 2OH-+H2
陽極:2H2O → 4H++O2+4e-
水の電気分解の原理図
電解水は水道水をおもに活性炭カートリッジなどで浄水し塩素やおもな不純物を除去したあと電解槽に導かれた水に電圧をかけ電解し2種類の水を産生します。
一つは陰極側にできる還元水もう一つは陽極側にできる酸化水です。
アルカリイオン水も電解還元水も電解の原理は同じです。(ただし出てきた水の精度は違います)
電解槽は隔膜によって隔てられておりそれぞれの部屋に電極板が設けられています。
隔膜は水中のイオン(正、又は負の電気を持つ原子または原子団)を自由に通過させ水そのものの通過を阻害します。両電極に直流電流を流すと、塩化物イオン、炭酸イオン、硫酸イオン等の陰イオンは陽極に引き寄せられ陰イオンは陽極に引き寄せられカルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン等の陽イオンは陰極側に引き寄せられます。両極間にかかる電圧が大きければ電極の表面において水の電気分解がおこり陰極側では水酸化イオン(OH-)、陽イオン及び溶存水素(水に溶け込んでいる水素)が多くなり、pHの高い飲用できる電解水が生成されます。
| 科学的(科学的証拠) | 非科学的(経験) | |
| 事例(現状) | 少ない | 多い |
| 鑑定 | うそがあったらばれる | うそがあってもばれない |
| 毒性試験 | 試験成績あり | なし |
| オープンな研究会 | ある | なし |
(財)機能水研究振興財団学術選考委員会 編集 電解水ガイドより