活性酸素とは、過剰が病気の原因?

 
活性酸素を知ろう!!
Get to knowthe active oxygen
自分医学のすすめへの道
HOME活性酸素のしくみについて

活性酸素が病気の原因?active oxygen

活性酸素のしくみについてMechanism

活性酸素の生成Generation

◆1分子の酸素(02)は4原子の水素(4×H)と反応して水(2H20)になります。

 酸素原子は外側に6個の電子を持っていますが、本来は8個の電子を持っていると安定するため、二つの酸素原子が-緒になっておのおのが2個ずつの電子を共有することにより、1分子の酸素になります。

また、水素原子は外側に一つの電子しか持ちませんから、酸素原子は安定のため二つの水素原子と結合し、自分のまわりに8個の電子を置こうとします。ところで、私たちの体内で食餌から得たブドウ糖(C6H12O6)などが燃焼するとき、まずこの分子から水素がとれます(本当は電子がとれる)。これがくりかえされます。この水素原子(実は電子)が酸素に与えられて水ができるのですが、酸素が多すぎると、本来二つ電子をほしいのに一つしか与えられないということがおこります。(上図)

◆ 電子が充分あるときは一つの酸素に対し二つの電子が与えられ、ここに水素イオンがついて水ができるのに、電子が少ないときは酸素原子は7個の電子しか持たず、このうちの一つは水素イオンと結合しますが、残りはないので・OHという変則的な分子ができます。

このように充分な電子を持たない酸素を活性酸素といいます。「活性」というのは、この分子ができるだけいろいろな物質(正常な細胞など)から電子をとって安定し、水になろうとするからです。

◆ 生体内で起こる活性酸素は、代表として酸素が一電子還元して生成するスーパーオキサイド(02-)や過酸化水素(H2O2)そしてヒドロキシルラジカル(・OH)などがあります。このように活性酸素はプロトン(水素)や電子などの陽子伝達系や電子伝達系で還元していく過程で生じる現象です。

 最終的には酸素や水に解毒されていくのが一般的です。

水の中の活性酸素消去物質を探すremoval material

 活性酸素の化学では、その生成と消去に関して化学的・電気化学的に説かれています。

つまり、わたしたちの生体現象は化学的・電気化学的に生かされています。そこでは陽子(H)伝達系や電子(e)伝達系で4陽子や4電子還元が行われ、健康への平衡バランスを促しているといわれています。では、活性酸素を消去させる陽子や電子はどこから見いだされるのか推論してみます。

条件(1):水の化学式から探します。水は電離して水素結合の状態となります。その状態から算出します。

条件(2):活性酸素は不対電子とされ、電子が1個不足した状態ですが、電子を受け取ると安定します。それにはOHのような物質が必要です。

表.1

 活性酸素の消去物質(H+e)は水の化学式から見いだされました。水は単なるH20として生体に取り込まれるだけではなく、酸素原子のように毒の成分や水素原子のように解毒の成分に電子を介して分離したり結合したりしているようです。この成分を置き換えて表現すると、電子を中心に水素と酸素が対応していることが考えられます。模式すると、[H+←(e)→O]となります。

この模式を整理すると、水素に電子が引き付けられると(H+e)となり、酸素に引き付けられると(e-=H)からOHとなります。どうやら水は、この3つの式の(H+e)や(e)、そしてOHに規定され、私たちの健康を操作しているのではないかと考えられます。

表.2

表.2、表.3

 そしてその作用の(H+e)は、酸素分子から水への還元に利用され、活性酸素に対応して解毒作用をしています。(e)は表③のエネルギー生成における脱水素反応系に利用され、水と酸素分子にも解毒作用をしています。 ところで、遊離のOHはどのような役割を演じているのでしょうか。これを知るためにビタミン類の解毒作用を覗いてみます。

ビタミン類、例えばビタミンCやビタミンE、そしてフラボノイドなどは炭素にOHを持ち合わせています。このOHがラジカルなどの活性酸素などをとおして、プロトンを放出し解毒作用を行っています。 こうしてみますと、還元水のOH-もビタミン類のOHと共有して、最終的にプロトンと同様な働きになり、(H+e)を引き出す水であることが考えられます。

表.3

ページトップへ戻る

Copyright(c) 2009- 自分医学のすすめ All Rights Reserved.