還元水のIP理論とは?

 
解離度が高い水は反応を促進する
And promote the reaction
IP理論
HOME電解水のIP理論とは?-1/3

電解水のIP理論IP-Theory

IP理論っていったい?? IP-Theory

解離度の高い電解機能水Dissociation degree

新しい水の力の発見
反応性とエンハンス(増幅)性がより高くなる

電解によるイオニックプロダクト理論の論文

→ IP理論を花岡先生が解説。

これが電解還元水の真の姿を解説した本です。

▼ 決定版!電解水の本をアマゾンで購入する>>

新しい「水の力」の発見―生命とエコをサポートする (単行本)

水の基礎研究から生まれた今までにない解説書です。「生活の中の良い水とは?」に明確に答える、テキサス大学客員教授花岡孝吉先生の初出版の本。

 市場にいろいろな水処理器がある中で、家庭でお手軽に利用する器機として「直流の電気分解による機能水」はアルカリイオン水、あるいは電解還元水と呼ばれていますが、すでに昭和6年の発明以来長きに渡って”なぜ身体に良い”のか原因の追究と研究が行われ1990年後半から現在までに複数の研究報告(日本医学会総会などで)や論文が発表されました。

「電解水のIP理論」はそのうちのひとつで、他の論文と違い還元側だけでなく酸性水側の現象の説明もつく内容を持っていると考えられます。電気技術者出身として私はIP理論は他の論文と違い電解機能水で最も科学的根拠が認知されている「強酸性水」の作用機序も説明できる可能性があるのではと考えています。

IP理論は電解機能水およびイオン交換膜の権威、花岡孝吉工学博士の長年の基礎研究の一部として発表されました。(私はIP理論の講演を2003年3月、東京で直接聴いてきました。電解機能水の本質の理論だと思いました。)

■IP理論はオランダ Kluwer Academic Publishersという国際化学雑誌に掲載されました

「Journal of Applied Electrochemistry 31:1307-1313,2001」c 2001 Kluwer Academic Publishers.Printed in the Netherlands. (おもに研究者に読まれる雑誌です) 2001年12月

▼論文表題

Antioxidant effects of reduced water produced by electrolysis of sodium chloride solutions K.HANAOKA Bio-REDOX Laboratory Inc.

電解機能水、特に還元側の本質について

まず、おいしい水と健康に良い水はわけてお考え下さい。ここでは電解水を化学的にひも説きます。

ポイント:浄水と電気分解した水との最も大きな相違点は、直流の電解による「解離性」だった。

記号説明:飲用水の指標としてよく使われるのが

pH:水素イオン濃度(ペーハー値)
DO:溶存酸素(mg/dl)
DH:溶存水素(mg/dl)
ORP:酸化還元電位(mV)

しかし、これらの値は水そのものの指標ではなく「溶液としての水の指標」です。

上記以外の電解水におけるパラメータは、EC:通電率 IP:イオン積 など

化学用語で、溶媒・溶質・溶液という言葉がありますがそれぞれ次のような意味です。

溶媒:他の物質を溶かす時使う液体
溶質:溶液の中に溶け込んでいる物質

 水道水の中には若干のミネラル分や不純物が含まれていますがそれが溶質となります。

 溶液:溶媒と溶質が合わさった液体です。つまり 溶媒+溶質=溶液です。

IP理論のポイント

 飲める水を直流の電気分解すると水そのもののイオン積、つまりIPが変化します。このIPの変化が水の解離性を高め溶媒効果を変化させます。その溶媒に対する電気エネルギーの指標がpIP値となります。

IP:イオニックプロダクト(イオン積)
pIP値:パワーイオニックプロダクト(イオン積力)

解離度とは?

水道水を14とした場合 リバーストン/電解還元水生成器 ケアウォーターV2はpIP値13.03~13.06。対数表記のためわかりやすい値になおすと常水の約10倍の解離度となります。

電気分解によるこの水自体の解離で溶解力が増しまた電子過多の水で溶存水素も豊富になり還元性を持つ水になると言われています。

水道水は、溶液です。その溶液を電気分解することで解離性を高めた溶液にすることができます。解離性が高まった水が解離性が低いものと出会うと出会ったものの反応性を高めることができると言われています。電解還元水を生で飲むことはもちろん、煮物をつくると調味料が少なくてすむ、また、食材を洗うとより酸化物を落とせて食材の本来の味を感じるなどの経験上の意見はこの「解離性」が原因のようです。

pH・DO・DH・ORPは時間の経過とともに変化しますが、pIP値の変化は条件がよければ長期間安定します。これが「電解水の核心部分」と言われています。

電解還元水の抗酸化(還元)作用の機序、研究報告

サンプルイメージ
ポイント:還元水自体には活性酸素を直接消去する力はない。

 電解水の存在価値は「浄水より解離度が高い」ことにありますが、還元水の飲用によって体内にあるビタミンC,E(抗酸化物質)が活性酸素を消去することを補助しているというのが基礎研究によって示唆されています。

活性酸素には代表的なもので4種類ありますが、そのうち細胞内でエネルギー産生するときの最初に発生する副産物がO2-といわれる活性酸素です。これを消去する身体が持っている酵素がスーパーオキシドディスムターゼで加齢とともに酵素の産生も減ってきます。

※これらのデータは体外での研究であり体内では複雑な過程を経て活性酸素を消去しており確実な証拠はさらなる研究に期待します。

 身体の細胞内外には食材から摂った栄養素、特に活性酸素消去の主役であるビタミンCやEが存在しており活性酸素が発生したとき自身は犠牲になって酸化型のビタミンC(無害)などになります。そのビタミン類の働きを相乗的に補助します。左記のデータがそれを物語っています。

(還元水データの説明)

 ビタミンCは抗酸化力があることが知られていますが、水道水にビタミンCを入れて活性酸素と反応させた場合と、純水(水道水から不純物を一切取った水とお考えください)、そして還元水に入れた時の活性酸素との反応を見ていきますと明らかに還元水の方が活性酸素消去能力が高まっていることがわかります。

これが何を意味するかと言いますと、食材などで体の中に取り込む栄養素を水道水、浄水から還元水にすることで効率よく使えるようになるということが示唆されます。 

ページトップへ戻る

Copyright(c) 2009- 自分医学のすすめ All Rights Reserved.