還元水情報誌プロトンニュース Vol.7-1/4:自分医学のすすめ

 
水から学ぶ健康法
Health method to learn from water
自分医学のすすめへの道
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水から学ぶ健康法Hygiene

水のポリフェノールと野菜のポリフェノールとの関係Polyphenol

はじめにIntroduction

サンプルイメージ
わたしたちは外部環境の条件の中で生かされています。

それは空気、水、食に象徴されます。そのほとんどは与えられた環境であり、選択肢がありません。大気汚染が怖いからといって呼吸を止めることはできません。水も食もあてがい扶持でありますが、わずかながら、ある程度の選択肢が残されています。このことから健康問題の指標が見えてきます。

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水と栄養を軸にして健康維持・増進Health maintenance

バランスのよい食事で病気にBalanced diet

水と栄養を軸にして健康維持・増進の方法を提案していきたいと考えます。

 ”バランスのよい食事”をしても病気になる不思議

 生命活動において、水と食は欠かせないということは周知です。体重に占める水の割合はボディーが約75パーセント、脳にいたっては90パーセントといわれています。このことから、人の体を水がめにたとえることもできます。

三大栄養素(タンバク質、脂質、糖質)をはじめとする栄養は、体を作るもとですから食生活が健康の鍵を握っていることは疑う余地はありません。だから栄養のバランスがやかましいほどにいわれるのです。

 そこで私たちは、三大栄養素と野菜をおいしく加工し適量食べることがバランスの良い食生活であると信じています。そしてある時は栄養バランスのことは無視して胃が空っぼになると食欲に支配されて食事を取っています。現在の日本は飽食といわれるほど食材が手に入ります。そして、”健康に寄与する食生活情報”も盛んに喧伝されています。

 それなのに生活習慣病が増え続け、一向に改善されないのは何故でしょうか。

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解毒のためのバランス″が欠けていたDetoxification

水と栄養で健康を考える Water and nutrients

解毒のためのバランス″が欠けていた、その答えを知る手がかりは、単純にも食事にあるようです。

栄養学の視点からは食事は「食餌」と表現したほうが的確のようです。食餌には脂溶性の魚・肉と水溶性の野菜があります。まずその作用の違いに気づく必要があります。

 脂溶性の食餌は胃・小腸・大腸の消化管で水溶性に分解され栄養として吸収されていきます。その過程において、消化管内の微生物が産生する毒素や食餌由来の活性酸素などが生じます。野菜に含まれているある種の成分が消化管内の毒素を消す作用があるという仮説を聞くと、わたしたちが野菜を食べている理由が理解できます。

微生物毒素や活性酸素の解毒という視点からの栄養バランスは、従来の三大栄養素を中心とした栄養バランスの考え方とは異なってきます。従来の"栄養"は滋養という意味にちかく、摂取する方に傾きがちです。この場合の”栄養バランス”とは、偏った食餌を避け幅広く食べなさいということです。これも大切なことには違いないのですが、現在、食材が多すぎて何をどれだけ食べれば良いのかわからなくなります。食べ物や栄養に関する情報素の氾濫がこれに拍車をかけています。その結果、いわゆる入れっぱなしの食餌、食べっぱなしの食餌になりやすくなります。

現状の栄養には解毒と排泄の視点が欠けているのです。栄養バランスには、摂取と排泄、食毒と解毒という考え方を導入する必要があります。三大栄養素の他に、野菜成分の働きからヒントを得た摂取と排泄、食毒と解毒のバランス方法が提案されます。

水の元素とビタミン、ポリフェノール類との親和Affinity

水と栄養の関係Water and nutrients

 野菜成分の中にビタミン類やポリフェノール類と呼ばれる物質があります。これらの物質には栄養の源となる元素(OH)が結合しています。その栄養の源は、すべて水の元素(H+、OH)に類似していることに注目してください。水は水素と酸素で結合しており(水素結合)極微量の割合で電離しているとされています。

例えば、水素結合の式

H2O ⇆ H+OH という具合です。

水の元素は電離して水素イオンと水酸イオンで構成されています≪一般的に水素イオン(H)をプロトン、水酸イオン(OH)をマイナスの電荷を持ったイオンと表現することもあります。このことから考えると、水と栄養の源の間にはなんらかの関係があるように思われます。

解毒も、細胞修復も水の元素が支援していたCellular repair

機能性を持った水Functionality

解毒も、細胞修復も水の元素が支援していた

 水と栄養の源の関係を知るには、生体内の情報から求めるのが最善です。ビタミンCやポリフェノール類は生体内でプロトンドナー(プロトンの受け皿)となり、プロトン(H)を誘発して食毒や活性酸素に対応して解毒を促していたのです。プロトンは生体内の解毒や排泄、そして細胞修復に欠かせません。

古来、わたしたちは栄養の源を利用して、すべて水の元素を用いて生体解毒を行ってきたのです。この働きが順調に進行していれば健康でいられるわけですが、プロトン量が不足したり水の機能性が低下してくると病気になるのです。

 人は食餌だけでは生きていくことはできません。水の支援が必要なのです。水の役割は消化管で食餌を吸収しやすい状態にしたり、血液の溶媒として働いたり、生体のあらゆる老廃物を受け入れ排泄などに利用されます。また、機能性を有している水であるならば栄養の源を助け、食毒や活性酸素を解毒する能力を増すことも期待できます。

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