自分医学への道:プロトンニュース Vol.2

 
人の一生は解毒との闘い
Fight against detoxification
自分医学のすすめへの道
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水博士のやさしい自分医学講座Water courses of Dr.

はじめにIntroduction

健康の基本は、水と食と解毒Basic

 私たちは常に健康でありたいと願っています。

しかし、健康への考え方は人によってバラバラで、矛盾点も多く、どの健康法を信じてよいのかわからないのが普通です。従って、多くの人は、健康法については自分では考えられない、と諦めておられるのではないでしょうか。

 「万物の根源は水である」と、古代ギリシャの哲学者・ターレスは説きました。地球上に生息している生物の種類は、ヒトを含めて約3000万種類といわれています。その3000万種類の生物のルーツは水から誕生しました。35億年前に起こったこの事実から考えると、ターレスの言葉に素直にうなずけると思います。健康法の鍵を握っているのは”水”なのです。

ここで皆様に、健康と水についての基本的な考え方をご提案したいと思います。

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病気発生の3点セット Disease occurrence

ストレス・食餌・消化管内の微生物毒素Stress

《疾病モデル(病気の発生源)》 疾病モデル病気モデル

 疾病は、3つの環境要素が重なったときに発生します。健康を維持するには、3つの要素が重ならないようにすればよいわけです。

そのための考え方のひとつに、病は気からと言われていますが、気はストレスと深く関係し、社会的な環境によって左右されます。

 従って、精神力で戦う方法(リラクセーション)を編み出すことが必要になってきます。しかし、ストレスは、現代病のすべてにかかわっている難敵です。一口にリラクセーションといっても抽象的で、精神力だけで病気は解決しません。 他の2つの要素は、自己の考え方ひとつで操作でき、手の届く範囲内にあります。それは、食餌の解毒と消化管内の微生物酵素の解毒です。

人の一生は解毒との闘いH4サンプル小見出し

栄養学の観点では、「人の一生は解毒との闘い」とも言えるのです。

 口から取り入れるすべての食餌は化学物質を含んだ脂溶性物質から成り立っており、生体にとって異物とみなされるのです。このような脂溶性物質は、消化管ではいきなり消化することはできないからです。 そこで、食餌の解毒作用は、脂溶性物質をマヨネーズのようにすることから始まります。

その解毒作用は、胃液や腸液の酸性物質や、胆汁、膵液の塩基性物質(アルカリ性予備軍)の利用によって行われ、食餌はドロドロした水溶性物質に変えられ、消化されます。しかし、これは自然食についてのみ言えるのです。現在、わたしたちが手に入れることのできる食餌のほとんどは、添加物や化学物質を含んだ異物です。

 健康維持のための第一の闘いは、この異物との闘いでもあります。第二は、この異物によって痛めつけられた消化管内の微生物が作り出すもうひとつの異物(酵素毒)との闘いです。この2つの異物は現代医学では活性酸素と言っています。

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消化管内の解毒作用Detoxification

水素の働きHydrogen

 異物は、わたしたちが備えている消化管内の酸性成分のプロトン(水素)の分泌物だけでは消化し得ない場合があります。

これが病気の第一原因と考えられています。従ってわたしたちが疾病から逃れるには、他の解毒方法を見つけなければなりません。

 しかし、注意しなくてはいけないのは、その時に副作用を生じてはならないということです。わたしたち動物は「より多く排便」し、「より多く排尿」する必要があります。「より多く排便する」「より多く排尿する」ということは、消化管内の解毒を完全に行った時に言えることなのです。

さらに代謝系(肝臓、腎臓、心臓など)を循環する水分がスカペンジャー(掃除屋)として働いた結果としていえることです。

 2つの異物(食餌と微生物酵素)の元締めである活性酸素は、生体酸素毒とも言われ、消化管内の栄養物質や添加物などの異物が酸素と結びつき、酸化した結果生じます。その酸化物を解毒する方法は、一元的ではありますが、酸化物を還元し、限りなく水に戻してやればいいのです。

 生体で生じる酸素毒(活性酸素)を解毒し、水に還元する方法とは・・・。

 長時間煮沸した水は、溶存酸素濃度が低下しています。この水を飲用すると、消化管内の酸素が引き抜かれ、胃腸内が正常化されます。(胃腸内は元来は嫌気性の環境《酸素の少ない環境》で保たれています。)その結果、排便が良くなります。

しかし、「より多く排便する」という点では煮沸した水では不十分です。そこで、水の特異的な作用を利用し、解毒を行えばよいという考えに至りました。

水の特異的な作用によって作られる解毒物質とは、唯一、水を電気分解して生成される還元水のことです。還元水の性質は、溶存酸素濃度が低く、特異的に存在しているプロトン(水素)が消化管内の酸素を引き抜く働きをします。

さらに電子還元の作用で毒素をアミノ酸に解毒し、代謝系に吸収されて、排尿をより多くさせる働きがあるという報告もあり、還元水は酸素毒を解毒する優れものなのです。  

酸素の働きOxygen

 生体内の異物に対して消化管内では水素の作用によって(脱水素酵素)エネルギー生成と解毒が行われますが、代謝系内においては、酸素分子の作用で酸素添加酵素が働き解毒作用を行っているのです。

生体内において、過剰な酸素の発生は活性酸素となり問題となりますが、本来は、酸素はとくに代謝系においては重要な生理的役割を行っていることを忘れてはいけません。     

その働きとは・・・

  • アミノ酸、糖、脂肪酸の合成および分解
  • ステロイドホルモン、胆汁酸の合成
  • ビタミン、ホルモンの合成および分解
  • 血色素の合成および分解
  • 薬物、毒物の解毒
  • 発がん物質の代謝

  などです。

 このように生物は水素と酸素の平衡バランスを取って生命を維持しており水素も酸素も解毒作用に深く関っているのです。

 電解水の性質は水素と酸素の両方の生理的役割を持ち、常用し、もしあなたの排便、排尿に快い変化が現われたならば、それは解毒への第一歩・・・健康への鍵を手にしたことになるのです。

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