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健康維持の３点セット：ストレス・食事・水環境Health maintenance
はじめに健康を支配する三要素
ストレス・食餌・水環境の三つの要素が複合的に関係し私たちの生命活動に深くかかわっています。私たちの健康や病気もこの三要素によって支配されています。
漢方では、この三要素を
気－精神的ストレス、血－食餌からの栄養、水-相互依存の関係で説明しています。
したがって自分医学の範囲で健康維持を考えるとき、ストレス・食餌・水の三点セットのもつ反応や情報から検討することも大切な要素です。
ストレス環境
「知にはたらけば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい」このような環境からストレスが発生します。「病は気から」といわれるように人の精神分野に直接影響を与える〝ショックやひずみ″が引き金となって人体を守る免疫細胞の働きを弱めてしまう。さらに、がんや心筋梗塞などの生命にかかわるような病気を引き起こす要因もすべて酸化型の環境（フリーラジカルが大量に発生しやすい環境）によると示唆されています。
食事環境
現代人の食環境は今や最悪の状態といわざるを得ません。農薬に依存している現代農業（やりっぱなしの農業）や加工食品の大量生産システム（やりっぱなしの食産業）などによって作り出されている酸化型食品を食べ続けることによって生体内は、どんどん酸化型になっている。
酸化型食餌は、胃腸内に共生している微生物の有効な働きを阻害し、生体水はフリーラジカル（酸素毒）の海になっている。その結果、病気予備軍やアトピー、そしてがんやその他成人病で悩んでいる人が急増しています。
水環境Water environment
水と生命活動
人の生命活動は、水を介して行われておりそういう意味では、水環境に最も心を配らなければならないのに、現代人の多くは「水道水」や「おいしい水」などの酸化型の飲料水に依存しています。
古来より、湯冷ましは水の中の溶存酸素を飛ばし、薬水として病人の治療に役立ててきましたが現代ではその事実がほとんど忘れ去られています。
また、誤った水情報により、近年では、美味しい水といわれる、牛乳よりもさらに高い水（ミネラルウオーター等のペットボトル症候群）を購入して飲用するという悲しい事態に至っています。食や水は、私たちのかけがえのない生活資源ですが、ひとたび何かの原因によってこの生活資源が汚染されると病気の原因を毎日せっせっと摂取することになってしまいます。
とくに近年では、酸化型の食餌や水による弊害が増加し、新聞紙上などで指摘されています。しかし、本来、この食餌と水は、人体にとって限りない薬理的な働きをもちあわせているのです。したがって、健康を守るには、食餌や水の薬理性を検討することが肝心なことではないでしょうか。
水の薬理作用Pharmacological action of water
電解水の効果の根拠
水にエネルギーを与えると、水道水やおいしい水とは異なり、ある種のパワーを持ち生物酸化還元（生命活動の基本原則）に必要な薬理的な効果が現れます。とくに電気分解した生成水－還元水を飲むと腸内の改善に寄与することができます。
このことは厚生省も1965年に「胃腸内の異常発酵、慢性下痢、消化不良、胃酸過多」という範囲で電解水の効果効能を承認しています。（※現在、改正薬事法により効果効能の表示は「胃腸症状の改善」になりました。）
今日において「還元水」は「胃腸症状の改善」に用いられるという認証を得ています。自分医学で大切なことは、食品や水は現状の流通機構では、あまりにも選択肢が少ないという欠点があります。
したがって健康管理は毎日の積み重ねですから、できるだけ自分でやれる事から始めるためにも水の改善から検討し、健康への三点セット（ストレス・食餌・水環境）の改善に近づければよいのではないでしょうか。
健康への改善の第一歩は、自ら（水から）行う！
