還元水情報誌プロトンニュース創刊号-5/7:自分医学のすすめ

 
還元水の効用
Utility of reduced water
自分医学のすすめへの道
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還元水の効用とその働きBenefits of reduced water

還元水の働き Reduced water

 人類が酸素を利用して生存する限り、酸素が元凶とされている〝酸素病"から逃れられない宿命にあり、わたしたちの日常は、まさに酸素毒の海を泳いでいるようなものです。還元水は、酸素毒の海を渡りきるのに不可欠な〝船”のような役割をしています。フリーラジカルの洪水に対する現代の〝ノアの方舟”とも言えるのです。

すべての生物は、生化学の世界では生物酸化還元やあるいは生物電池として表現されています。この考え方は、生物が空気や水の成分の酸素や水素を利用して進化してきたことに由来しています。

したがって私たちはフリーラジカルの海にさらされ生命活動をしています。言い換えれば一瞬たりとも休まずに生物酸化還元反応を起こしながら生かされているのです。もし、生命反応---生物酸化還元反応で酸素が多すぎたり、少なすぎたりしますと、たちまち病気になることが予想されます。

 生物の酸化還元反応は、電気化学の世界で説明できます。電池や電気分解におけるメカニズムも生物の酸化還元反応と同じ仕組みになっています。

電気分解は、水の中の酸素と水素を分離するものでした。開発者のM・ファラデーの理論では水は1.23Vの電圧で分解されるのですが、実際には1.77V近辺で分解されています。この電位差は酸素阻害のために起こる現象と言われています。

生命反応で病気を治すということはつまるところ病気の原因となっている酸素毒を水に戻して無害化することなのです。細胞内に侵入してきた酸素毒は、細胞内の小器官・ミトコンドリアの中でチトクロムC酸化酵素(金属酵素の一種で主酵素はタンパク質)によって四電子還元(酸素が4個の電子を受け取ること)されて水になります。そのときに1.23Vのエネルギーを必要とします。

しかし、生命反応は常に酸素と戦って自分の細胞も守っていなければなりません。その戦っているときの電位は二電子還元(酸素が2個の電子を受け取ること)で、1.77V近辺です。つまり、生命反応は酸素毒との戦いであることが理解されます。

一方、水の電気分解も、水の中の酸素との戦いでもあります(酸素阻害のため分解に必要なエネルギーは理論値1.23Vよりも多く、実際は1.77V必要)。水の電気分解において陽極液は酸素毒とも思えるフリーラジカルの世界の液です。一方、陰極液はラジカル性の物質は含まれておらず、むしろ酸素濃度が低下しています。

このことを私たちの体にたとえるならば、病気には酸化力が働き、健康へは還元力が働くことであるといえるのではないでしょうか。(一元論説)

 病気予防とは、いかに酸素毒を低下させるかの戦いでもあります。それは、とりも直さず酸素毒が最も発生しやすい消化管内の異常発酵(小腸・大腸内の細胞膜が酸素阻害によって破壊され、細胞内の諸々の分解酵素やホルモンが流出する現象)を抑制することでもあります。

 病気の発生原因のもう一つの要素は酸化環境で生産された栄養物にあります。したがってすべての食品を「還元水」で事前に還元してやるか、生体内(主として胃腸内)で発生する酸素毒を低下させない限り、不安な生活を送ることになります。(電気分解して得られた陰極水を「還元水」とよんでいます。)還元水は酸素濃度が低くなっていて(4~5ppm)結合した相手の物質から酸素を奪い酸素濃度を安定化させようとする働きがあります。

この性質を飲用に利用しますと、胃腸内で酸素と結びついた毒素をうすめる働きが期待できます。

 還元水は、フリーラジカル(酸素毒)の海にさらされている生体水を浄化し活性化する働きがあります。まさに現代の〝救世主″と言えます。

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