還元水情報誌プロトンニュース Vol.6-2/3:自分医学のすすめ

 
水は、実は不思議な物質
Mysterious substance
自分医学のすすめへの道
HOMEProton News Vol.6-2/3

水とは何か?Functionality

電気化学的な”価値ある還元水 Electrochemical

水とは何か? What is the water

一般に水を選ぶ場合 ・・・ 水道水のようにあてがいに頼るか。塩素を除去した美味しい水や名水を購入するか。手間をかけて湯煎するか。

 しかし、いずれにしろこれらの行為は水を単なる飲み水として扱っている場合のことです。水には想像するよりもはるかに、すごい機能があり、さまざまに働く可能性があるのです。 いったい、どのような働きがあるというのでしょうか。

まず、体に入った水は、消化管内で8~9㍑も貯蔵されています。これによって、固形の食餌の水分比率は多くなり、消化吸収しやすい状態になります。そして、消化液の酸性物質を利用して脂溶性物質は水溶性物質に解毒されます。このように水は分散媒(マヨネーズ様)の役割を果たしています。

消化管から吸収された水分は、血液を通して生命活動に必要な物質を各細胞に輸送しています。細胞の熱エネルギー生成時に必要なカルシウムの輸送やプロトンの輸送も行っています。水は生命活動に不可欠な輸送系を一手に引き受けているのです。

この仕事は酸化還元系を通して行われ、生体内ではガスを伴わないので数10mVという微弱なエネルギーで行われています。さらに水は熱エネルギーを生成する過程では、あらゆる物質を産生したり、消去したりしています。悪い面では活性酸素を産生し、よい面ではその消去物質を生成して健康維持のための平衡バランスを促しています。いわゆるわたしたち生物は、水を介してマルチステップを経て水に解毒されながら生かされているわけです。

また、免疫機構においては、活性酸素は白血球が病原菌を取り込み殺菌する作用に用いられ、その作用物質はスーパーオキサイド(O・2-)や過酸化水素(H2O2)やヒドロキシルラジカル(・OH)そして次亜塩素酸(HCLO)などを用いて行われます。これらは、単なる免疫機構で出される物質としてではなく、水の電気分解を行う場合の陽極の電場の中でも生じる物質です。一方の陰極質では過剰な電子密度過多の水酸基(OH-)が生じます。水の電気分解はガスを伴いますから1・77V程度の電気エネルギーを必要とします。

 水はこのように微弱のエネルギーで反応しやすい特徴を持ち合わせています。それは水の構造にあるとされています。水は水素結合して1000万分の1%程度が電離しています。 その化学式はH2O H+OHとなります。ですから生体に取り込まれた水は、あらゆる物質を取り込み、微弱エネルギーで酸化体を促進したり、またそれを還元体で制御したり大きな役割を担っていると推論されます。 

ページトップへ戻る

病気の元凶の酸化体を還元体で消去Culprit

還元物質で対抗Reducing substance

 すべての疾病は活性酸素にありとしてきましたが、ここからはその活性酸素も酸化体として位置付けて話しを進めます。酸化体は陰極液の溶液(還元水)と混合すると消去されます。このような反応は生体現象でも用いることができます。

電気化学的反応はある意味で物理的反応ですから綱引き現象としてとらえることができます。 ですから酸化体が発生すれば、還元体で消去すればいいのです。病気の原因である酸化体は、還元体で解毒すればよいということになります。

 しかし、病気になるのは、あらゆる原因物質がマルチステップを経て、病気の発生源に到達して、あらゆる物質の活性酸素が強い結合や弱い結合として細胞膜を傷つける現象です。従って、外部から還元体を導入するにあたってはそれなりのエネルギーを必要とします。つまり、強い結合や弱い結合の還元体が必要になるわけです。  

ページトップへ戻る

価値ある還元水は電気分解で生成される Valuable reduced water

還元水と消化管Digestive tract

 わたしたちの60兆個の細胞は、その細胞膜を介して電子授受反応などの酸化還元反応や熱エネルギーを緩やかに生み出しています。水の電気分解も生体反応と同様に、酸化還元反応を経由して生成され、ここでは陽極液を酸化水、陰極液を還元水といっております。

この還元水は、電気分解の能力に従って強い結合の水や弱い結合の水が選択的に生成されます。還元水は化学的反応と電気化学的反応系の相対するところでふれたように、フリーのOHを持ち、それは非共役の遊離物質であり、非プロトン性という特徴を持ち合わせています。そして、消化管内の化学的反応系とは反応せずに、消化管から吸収されるという全く新しい水で価値ある還元水と呼ぶにふさわしいのです。

 還元水は、健康な方は普通の飲料水や料理の水として利用しますと、病気の誘因場所である消化管をはじめ、体内の浄化作用を促しながら健康維持に役だてることができます。一方、病気がちの人やなんらかの病気に冒されている人は活性酸素や酸化体のところをもう一度読んでいただくと解ると思いますが、努めて多量の水を飲む必要があります。それはあらゆる物質の活性酸素に対応するためでもあります。先述したように、還元水は、消化管内の物質と化学反応をしませんから、吸収が早くそして生理的に排尿を促します。

さらに、便が日増しに奇麗になっていくことが予測されます。頻繁な排尿により体内を一巡する血液が浄血され腎臓の負担が軽くなり、その結果利尿を催すとして考えても差し支えありません。また、排便が奇麗になるのは、消化管内の酸化体を含む臭い毒素が還元されて、体内に奇麗な栄養物が吸収された結果と解釈していただいても構いません。

臭いものを元から断つ原理です。このように還元水は生理的反応にも対応する水で、他の水では見られない現象を引き起こしながら、一方では、酸化体や活性酸素などを解毒しながら体内を一巡するというものでまさに”驚きの水”です。このような反応は化学薬品などの薬では見られない現象です。  

還元水の働き function

プロトンウォーターProton Water

サンプルイメージ

 わたしは”プロトンの収集家”などと吹聴しながら電解水の研究を進めてきました。最近、つくづく感じますことは、なんでわたしなんかがこんなことに直面しているのかということです。それは、自然の摂理というものが想像していた以上の現象で説明されることに気がついたからです。

有名な大学の医学部の教授が現代医療の考え方を教えてくれました。治療のための学問的発表や学内で治療の認可を得る前に、どれだけ患者に負担をかけることになるのかを考えると恐ろしいということでした。どうやら自分たちの医学に疑問を持つような方が増えているように思えます。

わたしは、医学においてはズブの素人ですからあるクリニックの院長先生に依頼して、何人かの患者さんを診ていただいたのです。「還元水による臨床例と大学の医学部のデータと比較してみると説明はつかないけれど、現代医学の治療方法と同等か、もしくはそれ以上のものがあるような気がします。何がどのように結果を示し、その量は、再現性は、安定性は、阻害性は、などが解るといいですね。もしかしたら、本当にすごいのかもしれない」との助言をいただきました。

また、理論物理学者の花岡孝吉博士と水の研究や治験データを用いて解析しました。あらゆる想像の中から定量分析を試みた結果、還元水でなければ得られないという一つの結論が出たのです。

 それを簡単にまとめますと、

①還元水は栄養源のビタミン類と反応しプロトンが放出され、活性酸素のスーパオキサイドに対応して特異的に水に解毒している。その結果は、ビタミン単体の7倍以上にも達している可能性がある。

②活性酸素の過酸化水素は、還元水で特異的に水に解毒されている。

③活性酸素のヒドロキシルラジカルは、還元水の自動連鎖反応で特異的に、限りなく水に解毒されている。という素晴らしいものでした。

一つの水で複数の働きを還元水が果たしているようです。

ページトップへ戻る

Copyright(c) 2009- 自分医学のすすめ All Rights Reserved.