還元水情報誌プロトンニュース Vol.6-3/3:自分医学のすすめ

 
健康のものさし
Healthof the ruler
自分医学のすすめへの道
HOMEProton News Vol.6-3/3

健康維持の10項目とは?Stay healthy

健康維持10項目Maintain healthy

健康のものさし Health of the ruler

 誰もが不条理な病気を嫌い健康でありたいと願っているのに、病気や健康についてたずねるとよく解らないという人が多いのはなぜなのでしょうか。端的にいうと、それは病気や健康に対するものさしが示されていないからです。

 わたしたちは意外にも病気のことや健康についてのものさしを持ち合わせていないものです。それで、いざ体調を崩したり医師から病名を告知されたときに、泡をくったり、どん底に落ち込んだりしているのではないでしょうか。

わたしもこの種の問題に直面したことがあります。

ある日、大手メーカーのエリート社員が突然研究所に訪ねてきました。知人の紹介なので合うことにしたのですが、開口一番あおざめた顔でいいました。

「わたしは肝臓ガンです。これまでいろんな病院を廻ってきましたが、一向によくならんのです。この病気は治るのでしょうか?」と、大変、難しい質問を受けることになりました。

その問いに答える前に、わたしは医者ではないので治る、治らないについては助言できる立場にはないことを告げ、逆に質問をしました。

「あなたは、どうして病気になったのですか。どうしたら健康になれるのか。その物差しくらいはお持ちでしょうか?」

 その男性は一瞬、面食らった表情を見せました。

「・・・そういうことは考えたこともありませんでした。」
これがその答えでした。

さて、貴方が同じ質問を受けたならどういう答えをお持ちでしょうか?。
わたしもさほど自信はないのですが、たいていの人は答えられないと思うのですが・・・。この病気の男性も同じです。

病気への対応が理解できておれば医者でもないわたしに相談にみえるはずがありません。

 そこで、短絡的ではありますが、″健康と病気″について推理しながら、その悩める人と一緒に考えるてみることにしました。

病気は複合的な合併症として発生する可能性があり、その内容は10項目にもなりました。まず、病気を引き起こす原因をいろいろ探してみました。

①病気の原因は何か?

 一般に病気の原因として、物理的/化学的環境、気象/天候、食事環境/微生物環境、社会的環境/ストレス、などがあげられます。そして病気はこれらの相互作用で進行していくものと考えられます。 特に食事環境/胃腸内の微生物環境/添加物などの化学的環境は重要なファクターとして指摘されます。

なぜなら、これらはわたしたちの口から直接、食餌として運ばれ、美味しいことを理由に無防備に入ってくるからです。量的にいっても危険因子となる可能性があります。そして”食いっぱなし”の状態で満足していることが病気への引き金になっています。

②食餌をどうとらえるのか

サンプルイメージ

 食餌は善悪両面を持ち合わせています。必ずしもよい面 ”医食同源”にはなり得ないと考えます。

しかし、一方においては栄養と滋養でいわれるタンパク質などから血肉を作ったりビタミン類のように活性酸素に対応し、抗酸化剤として機能しています。悪い面では、硝酸野菜や抗生物質の肉類を食べ合わせると胃腸内では硝酸と肉のアミンと結合し発癌性のニトロソアミンが作られることもあり得ます。

また、魚介類を食べるとピリルビンが合成され肝臓の能力を低下させることも考えられます。さらに無視できないのが食餌には脂肪分が多く含まれている点です。この脂肪分をどのように考えるかが重要なファクターになります。さて、病気になったらこの善/悪の両面から考えることで改善への手掛かりが見えてきます。

③病気の発生場所と誘因物質はなにか

 肝臓ガンや糖尿病などはいきなり発生するものではありません。誘因要素と誘因物質が複合的に進行した結果と思われます。ほとんどの病気の誘因場所は消化管とされています。

誘因物質は食餌自体の栄養源や添加物です。さらには消化管の微生物から産生される物質や消化管に備わっている防御機構から出される物質が消化管内で化学合成されます。合成された物質は吸収され血液を介して体全体に運ばれ、たまたま肝臓ガンや糖尿病を引き起こしたものと考えられます。誘因場所の消化管をいかに正常化させるかが健康を取り戻すための課題となります。

④解毒と排泄

食いっぱなしの食餌で便秘をしていると必ず病気になるといわれています。

食餌は脂のイラスト

便秘をしていると消化管ではあらゆる毒素が産生され、それに対応して消化器系もその毒素から防御しなくてはなりませんから免疫機構が働き過酸化水素が出されます。このようにあらゆる物質が化学合成され、それらの物質は血液を通じて吸収され体全体に運ばれていきます。60兆個の代謝細胞まで運ばれます。 生物の生理作用で最も基本となるのは解毒と排泄です。

その典型は消化管でみられ、食餌からの脂溶性物質を水溶性物質に解毒し排泄されています。あらゆる細胞も同じ解毒と排泄の行為を促しています。なぜならピリルビンやステロイド系ホルモン、ある種の胆汁塩などが細胞内に蓄積すると病気になるからです。解毒と排泄が機能しないとやはり病気を引き込むことになるのです。

解毒と排泄

⑤浄血作用

 血液は胸骨、椎骨、肋骨で作られていますが、骨髄の幹細胞が活性酸素で傷を付けられると造血どころではなくなり、細胞膜は壊れ、酵素機能を失い、いろいろな酵素の中にある鉄や銅などが酸化されて使いものにならなくなります。また赤血球にドーナツ型から球体の突起が生じ、抹消の血管まで酸素が運ばれなくなります。

その結果、貧血状態になったり白血球は増加してホジキン病などの悪性リンパ腫や骨髄性白血病へと進行いたします。 骨髄の幹細胞の損傷によるこのほかの病気には、自己免疫疾患、アレルギー、アトピー性皮膚炎、心筋梗塞、糖尿病、脳血管性痴呆、アルツハイマーなどがあり、複合的に併発するとされています。不治の病といわれた「強直性骨髄炎」をビタミンC(プロトン)で治したという治験例が世界的に報道されたことがありますが、やはりプロトンによる浄血作用は不可欠な要素です。

こうして病気の原因と問題の背景を眺めると、わたしたちの生理的反応は化学的反応や電気化学的反応を起こし、生体で発生している活性酸素に対応して平衡バランスを保っていることがわかります。

この平衡バランスをコントロールしている物質はプロトンや電子のようです。

病気が治らないというのはこのプロトンや電子を無視した治療法にあるのではないかと考えます。現代医学でいう薬の世界では、このプロトンに関しての治療薬ではないし、プロトン療法も行われていないようです。プロトンは電子とともに細胞のエネルギー活性や傷ついた細胞修復、そして活性酸素の解毒の役割を果たし、最終的には毒素を水に戻し解毒する担い手となっております。

このような観点から次に、健康の維持・回復の解決の糸口を探ってみましょう。

⑥生体防御反応とはどういうものなのか

 一般的に免疫機構と表現されています。なかでも電子論でいわれている仮説「すべての疾病は活性酸素に因る」という説を引用しますと、わたしたちは活性酸素に対応しながら防御反応をして、健康への平衡バランスを維持しているとされています。電子論でいう病気一元論の考え方に従えば、毒が発生したら消せばよい訳です。

活性酸素は電子が不足し不安定な状態にあり、正常細胞から電子を奪い傷を付ける嫌われものです。活性酸素を解毒するには病気一元論を用いて、外部から電子を与えてやれば安定し活性酸素は消去されるはずです。このような視点に立って生体防御反応を考えていくと健康維持・病気治癒への答えが見えてくるのではないでしょうか。

⑦生体細胞のエネルギーを活性化させるとどうなるのか

 生命活動は電子によってコントロールされています。従って、人は生物電池として例えられます。電池は使い終わると放電してエネルギーをなくしてしまいます。人も同じことでエネルギーの喪失にあいますと病気がちになります。エネルギーの駆動力は、電池では電流で表現されます。人の細胞ではプロトン (水素原子)によってエネルギーを獲得しています。

それは細胞内の陽子伝達系や電子伝達系という仕組みに従って操作されています。この伝達系をよく調べていきますと、生体細胞にエネルギー(プロトン)を与えて活性化させると病気が治る作用が働くということがわかります。

⑧健康維持・回復の鍵は消化管に隠されている

サンプルイメージ

 前述したクリニックの院長先生から教わった話ですが、消化管の病気で胃ガンや大腸ガンはよく聞くけれども小腸ガンはあまり聞かないというのです。それは細胞の代謝日数に関係しているのではないだろうか、ということでした。

胃の細胞の代謝は3日、大腸は5日、小腸は1日だそうです。3日も深酒すると胃はただれ胃炎をおこし、5日も便秘をしている人は代謝された新しい細胞にまで毒素で傷をつけることになっているのです。

小腸は1日で代謝するので毒素で傷をつける可能性が少ないと考えられます。まして内臓の代謝日数は数十日ですから吸収された物質から毒素が発生しないように、あるいは低く押さえるために解毒のシステムが働いているものと推測されます。

そこに強烈な毒素が消化吸収されると血液や内臓の細胞はひとたまりもありません。それに対応するには速やかな解毒と排泄を促す方法を探すしかありません。

⑨健康維持や病気治療では抗酸化食餌療法が必要不可欠

 人の健康維持は栄養バランスによって左右され、それは生体で発生する毒素と解毒との戦いでもあります。栄養源のビタミン類は、活性酸素などの毒素をOH(ビタミン類はOH基に囲まれた構造式になっている)の操作によってプロトンを誘導して解毒しています。電子論でいう活性酸素は電子伝達系で操作が行われ、OHが解毒を促しています。このことから健康維持や病気治癒にはOHをたくさん取り込めばよいのです。OHを多くもっている食餌を摂取することを抗酸化食餌療法といわれています。

⑩電解還元水は化学合成ではできない理想的な抗酸化食餌療法

 電解還元水はOHを過剰にもっており優れたプロトン誘導体といえます。このような還元水は生体内において生じる活性酸素(スーパーオキサイド・過酸化水素・ヒドロキシルラジカル)を化学反応系を伴わずに吸収し、血液を介して解毒していきます。

(活性酸素種)

①スーパーオキサイド ・・・ 還元水とビタミン類が反応し水に解毒させてしまう。
②過酸化水素 ・・・ 免疫機構で出される過酸化水素は、還元水と反応し水に解毒されます。
③ヒドロキシルラジカル ・・・ 還元水のOHで限りなく水に解毒されていきます。

 このことから電解還元水を飲用する行為は抗酸化食餌療法の一つといえ、浄血作用によって健康が保たれるか、病気になっても安心して治療を受けられるのです。

以上の10項目をエリート社員に健康と病気治療の物差しとして提案いたしました。

 エリート社員は困り果てて「そんなことは聞いたこともないし、お医者さんからも教えられたことがありません」というのです。

「しかし、考えてみれば自分で病気を作ったのですから自分の力で治癒させなければ、病気を治すことにはならないとは思います」といい、初めて答えらしきものを見つけたようです。

安心されたのか訪問した時のあおい顔色がとれ、いくぶん赤みがさしているように感じました。ここでお互いに確認できたことは、病気は複合的に合併症として発生する可能性があることから自分で治療を考える際には、やはり複合的な要素を考慮する必要があるということです。

自分医学3つのものさし わたしたちは意外にも”健康への物差し”を持ち合わせていないものです。

しかし、水なくしては生きられないことは、よく知っています。その水は生命反応を司る過程で細胞内の陽子伝達系や電子伝達系といった複雑な反応系を通して平衡バランスを取っています。健康維持の方法を模索するときには、この陽子/電子伝達系を用いて対応しなくてはなりません。

つまり生体の病気の原因である活性酸素は、この系を通して解毒されるはずです。その誘導体は水のなかの元素にすべての鍵があると考えられます。

 わたしたちは水を飲んであらゆるステップを介して最終過程で水に戻すという解毒反応をしていますが、体のなかの水はプロトンの誘導体や電子の誘導体として活躍していたようです。この水の活躍度が低下すると病弱になり、活性化すると健康を取り戻すのです。

この作用が病気と健康にたいする物差しとなります。

 本来、水はその元素と電子を用い、生命の維持と生体の毒消しを担っています。体の働きが正常ならば心も安定します。

「自分医学」は沈心、浄血を目的としています。”栄養補助水”としての電解還元水を理解していただき、”次世代の水”として日頃の健康維持に役立て爽快な気分で毎日を過ごされることを祈っています。

ページトップへ戻る

Copyright(c) 2009- 自分医学のすすめ All Rights Reserved.